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旗竿地にもおすすめ外構はあります!
「旗竿地」の外構づくりを紹介します!
「旗竿地ってお買い得ですよね。ちょっと不便かなとも思ったのですが、これで思ったより予算が浮きました! 建物の形や間取りは問題なく決まったけど、外構のことを忘れてました。実は外構工事やりづらいんじゃない? 高くついちゃうかな?」
大丈夫です。
いびつな形をした旗竿地は、相場よりも価格が安い分不便と思われがちですが、特徴を理解していれば外構づくりも怖くありません。
- なんで旗竿地ができたの?
- 旗竿地はこんなメリットがある
- デメリットにはこんな対策をしよう
- 旗竿地でおすすめの外構を解説!
旗竿地が販売される理由・買うべき理由
旗竿地とは、「敷地延長」されている土地です。イラストにあるように建物部分が旗、細長のアプローチが竿というイメージでいびつな形をしていますね。
なぜわざわざ、こんな土地が売られているのか
- 法律面
- 販売面
この2つの面から解説しましょう。
建築基準法の43条に「接道義務」という項目があります。
建築物の敷地は、道路に2メートル以上接しなければならない
なぜ接道が必要かというと、人命救助のため。
火災などで避難する場合のスペースを確保する必要があるので、敷地は必ず道路に面していないといけないのです。
次に販売するときの都合です。
もし80坪サイズの大きな土地が買えたら、魅力的ですよね!
ところが、このご時世で、大きなサイズの土地を一括で売るのは難しいんです。
しかも土地が大きくなれば、建物も外構の費用も高くなるので、ざっと総費用6,000万円として計算してみましょう。
- トータル6,000万円
- 30年ローン
- ボーナス返済なし
この条件で、計算したら月の返済額は20万円超え…!
月額で20万円超のローンは、負担が大きいですよね。
買い手がつかないと困るので、売る側が「土地を半分に分割して販売」するようになったんですね。ここで旗竿地が出来上がるというわけ。
当然、右側のようにシンプルに縦割りしたほうが楽そうですよね。
旗竿地は「南面」を確保する合理的な作戦です
わざわざいびつな形で分割するのは、南に面している部分を確保するためです。
南面の部分が少ないままだと、陽当たりが悪くなってしまいますよね。
- 土地の価値も下がる
- 人気がないので売れにくい
- え、さらに値下げしなくちゃいけない…
こうした売れ残りを防ぐためにも、南面を多くする必要があるのです。
その結果、旗竿地という解決方法にたどり着くというわけ。
旗竿地のメリット・デメリット
旗竿地のメリットとして最も強調したいのは価格が安いこと。同じ面積を購入するのでも、普通の形の土地と比べて、10~20%安くなります。
道路に面していないためのメリットもあります。
- 通行人から生活が見える心配がない
- 車の通行音が家まで届きにくい
旗竿地のデメリットは陽当たりが悪いこと。
「南面を確保している」とお伝えしましたが、それでも道路に広く面しているお家に比べると、陽当たりが不足しがちです。
そのため
- 暖房をつける時間が長い
- 日中も照明をつけないと暗く感じる
…など、電気代金はかさみやすいですね。
また、通行人から見えづらいということは、防犯面は少し心配です。防犯カメラやフェンス設置などに気を配ったほうがよいかも。
建築費も高くなる可能性があります。クレーン車などの建築機械が土地の中でも入ってこられないので、手間暇が余計にかかるかもしれません。
外構面での旗竿地のメリット・デメリット
旗竿地の外構は、失敗することが少ないんです。
用途がはっきりしているのは、次のイラストを見ていただければわかります。
外構は、建物以外の部分をゾーニングして分割します。
旗竿地の場合、
- カースペース
- アプローチ
このふたつが兼用になることが多いです。
あとはヤードスペースを設けるぐらいで、門廻りや主庭もほぼ作られません。
お庭の面積が少ない分、外構費用を安くできます。必要なところだけに予算をかけるといいですよ。
商品選びや工法にこだわってもOK!
自由度が少ないから失敗しづらい。
- 駐車場の位置はアプローチ前で、2台停めるなら縦連棟
- 勝手口の屋根は最小限に設置
こだわれるスペースが少ないので、集中的にプランを立てていくことが多いです。
旗竿地で難しいのは駐輪場
旗竿地で難しいのは駐輪スペースをどこに確保するか、なんです。
- 建物と隣家との間
- 駐車場の後ろ
などに駐輪スペースを作る場合が多いと思います。
しかし建物の横にエアコンの室外機を置いたら、駐輪できません。駐車場の後ろに置く場合は、車に倒れかかって傷つけたりすることがないようにサイクルポートを設置するなど、対策が必要ですね。
旗竿地の外構をよくする!オススメの【5選】
制限が多い旗竿地ですが、旗竿地の外構でよく使われる、おすすめのエクステリア商品を5つ紹介します!
1. 防犯設備のシャッター&面格子
旗竿地では、窓シャッターや面格子は防犯対策として必須です。
旗竿地の住宅は、
- 2階にリビングスペースがある
- 3階に寝室がある
こんなお家が増えています。生活の中心が1階ではないので、なにかが1階で起こっても気づきづらいんです。
したがって建物そのものを
- 窓をつけない
- 高窓にする
- 防犯ガラスにする
こういった選択肢もありますよ。
2. カーポートは片流れタイプ
カーポートは生活に欠かせないものですね。
そもそも旗竿地では、縦連棟のタイプが選ばれるのが圧倒的に多いです。
- 片流れ
- 柱が少ない
限られた敷地を有効活用するなら、イラストのようなカーポートがおすすめです。
ただし縦長なので、土間コン敷設をするときの傾斜には注意が必要。
駐車場は雨水が溜まらないよう緩い坂を作ります。坂と言っても、1mあたり1cm~2cmほどなので、ほとんど気づきません。
それが旗竿地で、車2台分の距離となると約10mなので道路側と建物側の高低差は20cmくらいになる場合もあるんです。
傾斜が原因で、
- カーポートに圧迫される感じを受ける
- カーポート屋根が邪魔に感じる
- 玄関ドアと干渉するかも
こうなると、かなり不便なので、カーポートの高さはよく検討してください。
この場合、両隣のお家が風よけになってくれます。ホームセンターで売られている安いカーポートでも、旗竿地では適していることもあります。
3. 屋根材は、クリアマットが断然おすすめ
旗竿地で、ベランダやカーポートなどに屋根を付けるなら、明るい屋根材選びが大事です。
屋根の素材にも種類があります。
- ポリカーボネート
- 熱線遮断ポリカーボネート
おすすめは通常のポリカーボネート素材です。
旗竿地は、陽当たりの面で少し不利だと説明しました。ただ光は、お家で電気をつければなんとかなります。しかし冬場に寒いのはつらいですよね。
明るさと温かさをできるだけ確保できる素材を選んでください。
4. バルコニーやサンルームを2階に設置する
リビングルームが2階にあるお家なら、目隠しフェンスは不要。
開放感のあるリビングを作っちゃいましょう。
バルコニーをサンルーム化するのは、とくにおすすめ。贅沢なリビング空間が作れますよ。
5. ライトアップでアプローチがきれい
旗竿地で、長くなりがちなアプローチを、なんとか使えないかと考えました。
アプローチをライティングで照らしたら、一気に高級感がアップするかも。
- 安全性
- デザイン性
見た目も機能も、一気にアップします。
あとからでも工事できます。「ないと生活ができない」外構設備ではないので、暮らし始めてから、検討してもいいかもしれません。
まとめ:旗竿地の方が失敗しづらい!特性を知ろう
外構の視点からみると、旗竿地は失敗の少ない優良な敷地形状です。旗竿地ならではのメリットもありましたね。
旗竿地外構でおすすめしたいのは、この5つです!
- シャッターまたは面格子
- 片流れタイプのカーポート
- 屋根材は、クリアマットで明るいものを選ぶ
- 2階リビングなら目隠しフェンスも不要
- ライトアップでアプローチをきれいに
旗竿地は、土地の安さが最大のメリットです。ここで浮いた予算を使って、こだわれるといいですね。
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