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外構に関してみんな勘違いしすぎです
外構づくりをする際、こんな風に考えていませんか?
- 最後に考えればいいんでしょ
- どこに頼んでも同じでしょ
- 最高のプランを出すのがプロでしょ
- 3回建てなきゃ理想の家は建たないでしょ
- 最初から外構を完成させないといけないでしょ
- 高い金額をかければよい外構になるでしょ
- 値引き交渉は口八丁手八丁、しゃべり倒すんでしょ
- 見積もりしたら、注文しないと怒られるでしょ
この記事では、外構の専門家こと番犬バウが、新築の外構づくりで信じられないほど多い勘違いをバッサリ斬りますよ。
当サイトに寄せられる質問を見ていても、「おかしな固定概念が定着してしまっている」と焦るほど。そんな勘違いしたままだと、損をしてしまいます。
対策も解説しますので、最後までご覧ください!
【勘違い1】外構は最後に検討すればOK
注文住宅を建築する場合に圧倒的に多いのは、外構の後回しです。
建物を先に決めなければいけないのは、確かにそう。
- 間取り
- 外壁
- 水回りの設備
などが優先されて、お庭や外構を考える暇がないというのは分かります。
ただ安易に「外構は最後でいいや」と思考停止してしまうのが相当キケンなんです。
その通りです。
- 間取り(建物)とのバランスはどう?
- 道路からちゃんと目隠しできそう?
など、お庭は建物とセットで検討すべき内容が結構多いんですよ。
間取りを決める時期には、外構工事をどこにどんな内容で決めるか、考え始めたほうがいいです!
「家を作ってくれるハウスメーカーにまとめて依頼しよう」と思った方、ちょっと待ってください。
たしかに手間が省けてラクなのですが、仲介手数料をがっぽり上乗せされてしまうと知っておいてください。
独自に業者を探すよりも2~3割高くなのは当たり前の世界。100万円の工事が130万円になったら…
ところが、建物がほぼできあがってから、あわてて自分たちで外構業者を探しても「引き渡しの際には外構が間に合わない!」ということもあります。
ハウスメーカー「じゃあ、うちで工事業者をご紹介しますよ。でも特急工事だからちょっと割高になるかも」
仲介手数料プラス特急料金…!?なんてことになりかねません。
ハウスメーカーと、外構業者のビジネスモデルも先に知っておくことで、事前に対策できますね。
【勘違い2】外構工事はどこに頼んでも同じ
外構業者さんって、みなさんが知らないだけで、ものすごい数があるんです。「外構はどこに頼んでも同じ」という考え方は間違い!
たしかに以前は、ハウスメーカーの下請け的な外構業者が多かったかもしれませんが、
最近では、自社で営業、設計、施工、アフターフォローまで全部おまかせの業者さんも増えました。
また、設計事務所やガーデンデザイナーが工事まで請け負う会社も出てきたのは、ワンストップで依頼したいというニーズがあるのでしょうね。
- 造園
- ブロック
- 植栽
- デザイン
- コンクリートなど
自社の得意分野を活かして外構業をしている会社も探せばたくさん出てきます。
例えば、お客さんと業者さんのこんなケースが考えられます。
みたいな組み合わせになると、かみ合いませんよね。ミスマッチです。
業者を選ぶ際に、ホームページで過去の施工実績を見てください。また店舗が近くにあるなら雰囲気を調べるのも有効ですね。その会社の得意分野がある程度分かりますよ。
ただこれまでの人生で、外構業者を調べた経験のある人なんてかなり少数のはず。そりゃそうですね、だって必要ないんですから。
だから
- 自分が「どんな庭にしたいのか」
- 外構業者さんはどんな工事が得意なのか
なんて、事前に分かるわけもないと思って大丈夫です。
【勘違い3】プロは最良のプランを提案してくれる
もちろん、プロはプロらしく、しっかりとしたプランを提出してくれます。
そこ、大事ですよね。
水墨画が好きな人に、巨匠ピカソの絵をプレゼントしても…たぶん好みがあいません。
万人に愛される外構プランなんて、作れるわけがないんです。必ず「相性」というものがあります。
お医者さんに「病名」を言われると信じたくなりますが、世の中にはセカンドオピニオンという言葉があります。
外構も同じ。最初におすすめされた外構プランが、必ずしも最適解ではないんですよね。
だから外構でもお勧めしたいのは、複数の目で見てもらい、セカンドオピニオンを得ることです。同じ敷地でも、人が違えば提案内容も違います。
したがって、2社で見てもらうと、優劣をできるのです。を付けられるのです。
- A社はココが良かったなあ
- B社の作ってくれたコレが大好き
見積もりが3社になると、平均が分かるようになります。
- 駐車場の費用はだいたい○円、最安値は▲円だ
- この敷地だとこんなプランがよく出てくる
見比べていると、自然に製品や価格に関する知見が身に付きますよ。
4社以上を比べようと思うと、正直しんどくなります。
だから2社または3社で相見積もりをとるのがおすすめですね。
何度もプロと相談して同じ話をしていくうちに、良し悪しの判断軸が持てるようになりますよ。
【勘違い4】家は3回建てないと理想の家ができない
「3回建てないと理想の家が完成しない」って話、聞いたことありますか?
昔の伝説みたいなものです! 家づくりは奥が深いという話を表現するために、昔の棟梁?が言い始めたのかもしれません。
ただ、現代にも影響は残っているんです。質問をしてくる方の中には「どうせ3回は建てないと理想の家なんて作れないよね…」と最初からあきらめモード。
そんなことはありません。優れたプランナーさんさえいれば、いきなり満足できる家と外構を実現できますよ。
それに1回しかない家づくりですから、自分の意見とズレた担当者さんは外しましょう。
一度経験すると、「次回は気を付けよう」となるのですが、2回目のマイホームを建てることはほぼありません。
業者さんとの間で、知識のギャップが生じたままになってしまいます。
また価格に加えて、外構の知識量が担当者によって大きく変わるのは事実。
ハウスメーカーには「建物には詳しいけど外構のことなんて知らない」という方も結構いますね。
自分で外構業者を探しても、思うようによい業者さんに巡り合えず、結局は気に入らないプランで注文するのは絶対にイヤですよね。そうならないように、できること。
認識のズレや感性の違いを埋めるためのコミュニケーションは本当に難しいですが、今はイメージ画像やCADが進歩しており、ビジュアルでのサポートが得られるようになりました。これで施工後に「ん、何か違うぞ?」と思うリスクはぐっと減らせるでしょう。
実際のCG(コンピューター・グラフィック)で作成された画像を見てください。
さながら実写ですよね、高精度です。
さらに夜も再現できます。
これなら「夜の雰囲気は事前にわからなかった」と嘆く可能性はだいぶ減らせるでしょう
例えば、
- 玄関が道路から隠されているのか
- 通路の広さ
CGを使えば、いろんな角度から見られます。
イメージ図やパース図をじっくり検討したうえで、感覚的な言葉でもいいので、担当者にしっかり希望を伝えましょう。
さらにどう思ったか、もっとこうしたいなどを言われるたびに
- こうしたいなど
担当者さんと打ち合わせを重ねましょう。
【勘違い5】外構は最初から完成を目指せ
最初から外構を完成させなくてもいいんですよ。
お家の引き渡し時点で外構も完成させようとすると、スケジュールがタイトになります。
その結果、短期間で工事をムリに進めると、
- 検討内容が雑になる
- 本来は優先度の低いものを購入してしまう
- 必須な部分が漏れてしまう
「完成」させるのはあとからだって構いません。
これはものによります。まとめて行ったほうがいい工事と、分けても値段が変わらない工事はあります。業者さんと相談しながら進めればいいんです。
外構工事はどのように優先順位を決める
- 最低限生活に必要な工事
- 暮らしをより便利にする工事
- 機能より見栄え重視の工事
こんな優先順位で考えるのがおすすめですね。
最低限生活に必要な工事
最低限の生活を送るのに必要な工事は、当然のことながら優先したい!
具体的には
- アプローチ工事
- 門柱ユニット
- ブロックフェンス
などです。
今の暮らしを便利にする工事
生活を便利にする工事は、必須ではありません。なくても生活ができますね。
- 土間コン
- テラス屋根
- 物置
見栄えにこだわる工事
見栄えをよくするための工事、飾りつけは最後の最後で構いません。
なくても困らないけれど、せっかくだから「見栄えにこだわる」のも悪くないですよ。
- ウッドデッキ
- おしゃれフェンス
- 植栽
住みながら徐々に完成させていくのも、意外と悪くないものです。
暮らしてみたからこそ、
- ここに目隠しフェンスがほしい
- やはりウッドデッキもほしい
など本当のニーズが分かるというもの。
逆に
- ウッドデッキ、つけたけどほとんど使わなかった
- 物置なんて、あわてて買わないで、必要になってから買えばよかった
なんてことも起こり得ます。
一旦生活してみて、どこになにがどれだけ必要なのかを体感しましょう。
【勘違い6】「高ければ良い、安ければ悪い」発想
高い=良いものという考え方、とくに外構の世界ではキケンです!
外構において、金額と品質が必ずしもイコールではありません。
以前は外構工事も、ハウスメーカーさんに任せるケースがほとんどでしたが、今は「仲介手数料が含まれている」ということは、ずいぶんと知られるようになりました。
それだけ外構業界の構図を知り、自分で業者さんを探す人が増えたということになります。
自分で外構業者を探した方が15~20%もお得!
予算が高い=クオリティーが高いわけではない。これ、大事なポイントです。
まずはハウスメーカーさん経由の見積書の実物で検証してみますね。
実例1の見積もりを見てください。見積書には、一律で仲介手数料が10%加算されていることを瞬時に見抜けました。
「仲介手数料」なんて言葉はどこにもないのに、なんでわかったかって?
消費税とは別に、見積もり価格に不自然な端数があるからです。全部10%を除くと、キレイな数字になるんですね。
続いてもっと極端な例を紹介します。
実例2には、30%の仲介手数料が加算されています…!
こちらも、表立って記載はされません。
これを見れば、高い=よい工事という思い込みはなくなるはずです。
外構工事は値段ではなく、物事の価値を見ましょう。
相見積もりをとることで初めてわかることもありますよ。
【勘違い7】値引き交渉は口八丁手八丁?
コミュニケーションが苦手な人も諦めちゃダメです!
工事の値引きは、口下手な方でもカンタンな方法があります。
前提として、外構工事の値引き交渉をおこなうのは全く構いません。
ただ「口だけ」で価格交渉をするのはなかなか難しいですよ。
業者さんのほうが交渉に慣れているので、値引きの話を遠ざけて、論点を変えようとしたりもしてきます。
そこで武器になるのが…
そう、他社の見積もりを見せながら交渉するんです。
単純な価格の話だけでなく、
- 商品のグレード
- 規模
- 面積など
ぬかりなく、交渉が進むはずです。
業者さんも分かります。
「あ、このお客さんは、手ごわいぞ。すでに相見積もりをもっている」
逆にいえば、本気度も伝わります。
発注してもらえそうだと思えば、担当者としても多少の値引きに応じることはあります。
【勘違い8】見積もり依頼=注文しないと怒られる
見積もり依頼=注文確定という考え方の人多いですよね、これも間違いです!
見積もりの依頼は、情報収集のタイミングで行っても問題ありません。注文確定だなんて、まったくありませんよ。
業者さん側は、注文が欲しいとは思っていますが、いわば「見積もりを出してからが注文が取れるかの勝負」と思っています。
ある業者さんに聞いたところでは、
- 現地の土地を見せてもらって測量
- プランニングを作成
- 見積もりを提出
それなりに見積もりを出すまで手間暇かかるんですよ。でも注文いただけるのは50%以下で、新築外構なら30%以下だそうです。
業者さんもなかなか大変ですよね。
新築外構で3社の見積もりを取っているお客様が多ければ、単純計算で受注確率は3分の1になります。
見積もりを見たうえで、しかも比較することで
- こっちのプランがいい、あっちのプランは気に入らない
- 予算的に厳しいから工事の内容をしぼろう
- うーん、そもそも工事の時期を遅らせよう
など、いろんな判断がありますよね。「情報収集のつもりだったんです」と説明されれば、外構業者さんも腹を立てたりはしませんよ。
いろいろWebサイトで勉強するのも情報収集。でも、現地を見ると初めてわかることも多くあります。
- 測量
- まわりの家の観察
- 直接会って業者さんとの相性を知る
これらがあって初めてわかることも。
外構のあるある勘違い8選!後悔しない庭づくりのコツ
外構工事で、めちゃくちゃ多い「勘違い」をぶった斬りました。
- 建物の話が落ち着いてから最後の最後で考える
- どこの業者に頼んでもコストも品質も同じ
- プロは自動的に最高・最良のプランを提案してくれる
- 理想の家は、3回建ててから実現する
- 住む前に外構を完成させないと暮らせない
- 高い金額を払えば良い外構が手に入る
- 値引き交渉は話術で勝負する
- 見積もり相談したら注文しないといけない
もう昭和の発想は卒業しましょう。
相見積もりを取るのは、正解に近づく一歩なのは間違いないと思います!
悪用厳禁!タダで効率的に、価格を下げるテクニック
外構やエクステリアは、そう人生でも購入する機会はほとんどありません。
さらに、日常では意識することもないので、家を建てていて急に工事を迫られても相場価格・費用感がわからないの普通です。
安心してください。
このページを最後までご覧いただいたお礼に、最強の外構・エクステリアの値引きテクニックをご紹介します。
実は、テクニックは簡単です。
「「このエクステリア(商品名)は何%OFFで購入できますか?」」
「「この外構工事(工事名)の過去実績はありますか?」」
と、メールで問い合わせしてみてください。
これだけで、OKです。
私は、≪最も効率的に、最安値に近づける最適解≫と考えています。
ぶっちゃけた話。
各エクステリアメーカーで製造された商品はどこで買っても品質は同じ。
ですが、なぜか外構施工業者さんよっては、まったく同じ商品でも50%OFFの業者さんと55%OFFの業者さんが存在します。
はっきり言って、おかしな状況です。
言ってみれば、コンビニでお菓子を買う値段と、ドラッグストアなどでお菓子を買う値段の違いみたいなものです。
商品は全く同じなのに、値段が違います。
しかし、そんないくつも業者さんを探して、つどつど問い合わせるのも面倒です。
面倒なので、相見積もりを取らない人がほとんどなので、業者さんも強気の価格で提示することもあります。
ですが、無料で優良業者さんを簡単にできるサービスがありますので、ぜひご利用ください。
特にエクステリアは価格が大きくなることが多く、5%の差でも金額にすると2万円~3万円変わってきます。
1時間~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が変わるので、ここを手を抜いてしまうともったいない!
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もちろん、新築の外構もバッチリ対応しているので、新築外構の方も気軽に申し込んで下さいね。
外構・エクステリアの情報を仕入れた、知識が身についた、今がチャンスです!
記憶が残っているうちに、一緒にやっておくと楽チンに終わります!
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賢く!お得にカーポートを購入するために、必須です!
カーポートを検討すること、ましてはカーポートを購入する決断は、初めての方ばかりです。
人生の中でも、複数回あれば、経験値も相場も習得できますが、そうはいかないことばかり…
あなたの一番の悩みは、
- 納得の行くカーポートの最適な設置方法の提案
- 高い工事品質と施工後の安全性
- 予算内に費用を抑える、工夫と商品選び
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