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なんでカーポート選びは難しいの
外構に欠かせないパーツであるカーポート。でも打ち合わせの際、カーポートの選び方まで丁寧に説明してくれる担当者さんは、あまり聞きませんね。
この記事では、カーポートの失敗しない選び方を5つの要素に絞って解説します!
現地で採寸や相談している時間など…ない!
カーポートって日本に何種類くらいあるか、ご存じですか?
色、素材、オプションなどを含めたら、組み合わせの種類はものすごい数になります。
こうした基本的な情報をおさえて選べば、失敗しなくなります。
選ぶポイントは以下の5つです。
- 横幅
- 柱の高さ
- 奥行き
- カラー
- 屋根材
カーポート選びのポイント<1>横幅
カーポートを設置するとき、1台bにつきメーカーは
- 車幅+1~1.5m
を推奨しています。
たしかにこの横幅があれば十分ですが、敷地ギリギリまで拡張したほうが使いやすいです。
- ギリギリの横幅まで伸ばしても、あまり値段は変わらない
- 屋根が増えるので使い勝手がいい
要するに、大は小を兼ねるという話です。
仮に雨の中、帰宅したとしましょう。車から降りたときは買い物の荷物で手がふさがっています。でもカーポートのおかげで濡れません。
ところが玄関とカーポートの間は屋根が切れているのでそこで濡れてしまう。一度荷物を置いて、傘をさすのは面倒ですよね。
横幅、長い方がいいですよ
一般的には1台用のカーポートの横幅は、2.4m程度です。
普通に設置した上の写真では、家との隙間がありますから、雨や風の吹込みが気になることも。
屋根が伸びた分、雨からガードできます。風が強くても吹き込む恐れがだいぶ減りますよね。
カーポート選びのポイント<2> 柱の高さ
柱の高さは高ければ、必ずしもいいわけではありません。
背を高くすると、結構コスト高。さらに雨も吹き込みやすくなるんです。
メーカーは、車高+30~50cmを推奨しています。
最適な高さを見比べてみよう
標準的な高さは200cmですが、カーポートの高さは3種類あります。
- 標準柱
- ハイルーフ柱
- ハイロング柱
写真のお家に標準柱で設置すると、家の掃き出し窓にカーポートの屋根がかかっているのが分かりますよね。
これを30cm高いハイルーフ柱にすれば、だいぶ印象が変わります。
- 掃き出し窓には一切かからない
- 空間も広く見える
だから、このお家にはハイルーフが最適だといえそうです。
もう1段階高い、ハイロング柱を設置してみましょう。
不必要に高すぎますよね。雨の吹込みが気になるのは想像できます。
問題は材料費と施工費。ハイロング柱は、かなりコスト高です。
ハイロング柱を設置する場合
ハイロング柱の設置がおすすめなのは、キャンピングカーや車載キャリアーを乗せている場ケースですね。カーポートにひっかかたら困るので、ハイロング柱がベスト。
また、玄関ドアや掃き出し窓がある場合、邪魔にならない為に、カーポートの高さを高くすることもあります。
雨の日に階段の上り下りをしているときに、傘がカーポートの屋根に当たるのは避けたいですよね。
生活導線を考え、生活の邪魔にならない高さを選びましょう。
カーポート選びのポイント<3> 奥行き
メーカーで推奨されている奥行きは全長+60cm以上です。
一般的なカーポートの奥行きは5mに設定されています。
- 5m
- 5m40cm
- 5m70cm
奥行きは、3パターンから選べます。
奥行きを最大にしてもメリットが少ない場合も
YKKAP社の代表的カーポート「レイナポートグラン」の奥行きは3パターンあります。
奥行5mの写真
奥行5m40cmの写真
奥行5m70cmの写真
窓に干渉する部分が変わると、柱の位置も変わるものですね。
- 屋根をつけたい
- 駐輪場としても使ってみたい
こうしたとき奥行きを長くしても、あまり変わらなかったというのが率直な感想です。
カーポート選びのポイント<4> 色・カラー決め
他の外構アイテム、フェンスや玄関ドアなどとの相性はあります。同じような色になってもお庭との相性をよく見極めてください。
- 窓
- 玄関ドア
- フェンス
- 門扉
- カーゲートなど
同系統の色であれば、メーカーの違いは気になりませんよ。
最適なカーポートの色づかいを探そう
この写真では、「アーバングレー」を採用しました。
窓サッシとシルバーのカーポートがマッチしていて、違和感がありません。
- 三協アルミ アーバングレー
- LIXIL シャインゴールド
- YKK AP プラチナステン
主要メーカーが同じような色を出していますね。
茶系
三協アルミのダークブロンズを紹介しています。
日なたでは明るい茶色に見えんすが、日陰になると黒に見えます。
写真を見ると、外壁のオフホワイトとバルコニーの黒の中間色のどちらとも調和していません。これは避けた方がいい色になります。
シルバー
1円玉硬貨の色と同じアルミ色です。
色としては、アクセントが強め窓サッシと合わせると良いでしょう。
黒
黒いカーポートは、バルコニーや屋根の黒さと調和しているように見えます。
ただし、何色の車を停めているかで、印象が変わるでしょうね。
今乗っている車、次買い替える車の色も合わせて検討するといいですよ!
白
ホワイトの場合、外壁のオフホワイトと色味が違うので浮いて見えます。
写真のような鮮やかな白だと、外壁の上品な色に比べて目立ちすぎな感じもします。
ブロンズ
この見本に使った住宅に、もっとマッチしないのがブロンズかなと個人的には思いますね。
色味としては10円玉硬貨に近い色です。
- 植栽やグリーンの色が目立つお庭
- 和風庭園として和に合わせたい
これら特殊な条件にはマッチしますが、モダン住宅には合いにくい印象ですね。
おすすめはアーバングレー
私の経験上、アーバングレーを選ぶ家庭がほとんどです!
それ以外の色は、ほぼ採用したことがありません。だからアーバングレーがますます好きになります。
カーポート選びのポイント<5> 屋根材
屋根材を選ぶときの注意点はただひとつです。
窓の近くに設置する場合は、採光性を重視しましょう!
屋根材の大切さをCGで検証
見本で紹介しているカーポートはLIXILさんの「フーゴ」です。
屋根材は通常のポリカーボネートのクリアマットを使っていますが「採光率」がカタログに載っているのをご存じですか?
クリアマットの場合、採光率は83%なので、カットされた光は17%です。
熱戦カットも、光りが100降り注いだ際に20%カットされるので、80%通ります。
- リビングが近い
- 窓が近い
こうした条件でカーポートを設置する際は、クリアマットの色がオススメです。
クリアブルー
採光率は31%で、だいぶ暗くなりますが、熱線も37%カットしてくれるので、真夏でもカーポートの下は涼しく感じるはず。
クリアブラウン
茶系で透明の屋根材です。採光率49%、熱線カット34%。
だいたい半分の光を通していることになりますね。
熱線吸収クリアマット
通常のクリアマットと変わらない採光率ですが、36%の熱線をカット。
光りを通すけれども、熱線はカットするハイブリットタイプです。
熱線吸収クリアブルー
採光率17%、熱線カット52%なので、だいぶ暗いのが分かりますか。
真夏でも、このカーポートの陰なら涼めるくらい違いますよ。車内がめちゃくちゃ暑くなるのを防げますね。
クリアマットをおすすめします
クリアマット色の屋根材に、シルバー系のカラーフレームを合わせることがほとんどです。
これがほぼオールマイティに相性がいいので、失敗しないんです!
【失敗しない】カーポートの選び方の5原則!
今回は5つのポイントをご紹介しました。
失敗しないカーポート選びには欠かせないポイントです。
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